パンチアウト、PUNCH OUT

初めてその筐体を見たとき、一目で「おもしろそう」と感じました。斬新な二画面のアップライト筐体、上下左右4方向レバーに左右のパンチボタン、そして必殺技のでかいボタン。

自分がワイヤーフレームで表示されて、相手が見えるようになっている親切設計、当時としては珍しい拡大縮小を使ったゲームシステム。とにかく、海外のゲームのような斬新さを感じたゲームでした。

というわけで、やりこみが始まりました。攻略法を書いた雑誌も、まわりにうまい人間もいませんでした。すべて自力。まず最初の難関はバードブール(スペルわからん)。中盤でいきなりつっこんでくるんです。

「ずん、ずん、ずん、ぴよよよよーん」

「ぴよよよーん」は自分がダウンした音ね(笑)。ここで1週間ははまったでしょうか。後々、ジャブで

「ずん、ずん、ず(ポカ)

てなかんじ(ポカは殴った音)でカウンターでやっつけることが解りました。バードブールはくるくる回りながら倒れていきました。

その他のキャラクターは、比較的攻略が簡単で、日が経つことにだんだんクリアできるようになってきました。キッドクイックにはちょっと困ったけど。

で、最大のライバルが最後にまっていました。そう、ミスターサンドマン。今考えると、なにではまったのかあんまり覚えてないんですけど(笑)アッパーだったかな。何度もはまったので、オープニングの英語は覚えてしまいました。

「The main event, introducing the left corner, the campion of the world, Mr. SandMan!」

スペル自信なし(笑)

というわけで、はまってしまい、こりゃだめか駄目かということで、ちょっと別のところに偵察に行こうと、毎度の長岡キャロットまで高速バスで一時間半かけて、うまい人がいるかどうか見に行きました。で、いましたね。ミスターサンドマンまで行ってる人をみました。で、どんな攻略だったかもはや忘れてしまいましたが、自分と違う戦い方をするところにヒントを得て、新潟に帰ってきました。

そして、ようやくサンドマンをクリアして、二周目に突入しました。いろいろ苦労した記憶がありますが、右ストレートを打ちつづけるという簡単パターンで切りぬけた記憶があります。

パンチアウトは、自分がやられまくっていると、急に相手が発狂したようになぐりまくります。で、ゲームオーバーというパターンが多かったですね。

そして時は流れて、スーパーパンチアウトがやってきました。このころはちょっとゲームから遠ざかってたのですが(この表現は、性格にはナムコのロケーションに毎日は行かなくなったと言う意味)パンチアウトの続編ということで、やりました。キャラクターは個性派揃い。ロッキー熊五郎。ドラゴンチェン、スーパーマッチョマンなど。そして、もっとも斬新な入力方法、それは

「レバーを引く」

ダッキングですね。おったまげました。

ロッキー熊五郎の

「ろっき〜くまごろ〜」

のSEには皆さん聞き覚えがあるでしょう。タイムアタックが熱かったですね。16,7秒くらいしか私はいきませんでしたけど。

ドラゴンチェンは、まあ、なんというか、斬新を透り越してなんやこれって感じでした。リングを飛びまわっていきなり飛びげり。そういやスーパーパンチアウトはもはやボクシングじゃなかったっすね(笑)

で、例の最後の彼、スーパーマッチョマン。回転ラリアートというとんでもない攻撃をする彼。みなさん、しばらくはダッキングのタイミングがはかれなくて撃沈されていたでしょう。一発でも食らうとダウンしますからね。で、まあ何とかダッキングのタイミングや、アッパーをかわしつつ無事クリアできたのですが、二周目のドラゴンチェンとスーパーマッチョマンにはまいったね。

ドラゴンチェンは、なんの前触れも無く、

「アチャー」

でキックしてくるので、こいつのキックがいつ、左右どっちからけってくるのかを瞬時に判断するのに慣れるのに一苦労しましたわ。で、まあ、慣れてドラゴンチェンはなんとかなったんですけど、スーパーマッチョマンの回転ラリアット。

「ぶぶう、ぶん、ぶん、ぶん、ぶん、ぶん、ぶん、…」

…おい、

「いつおわるんや〜〜時間ねー」

てなことで、彼には参りました。後にベーマガを見たときに、この回転ラリアットが初期ロットではエンドレスで続くやつがあったそうで、そりゃ詐欺だよと思ったです。私は幸いにして、最大は25回転くらいだったと思います。

パンチアウトは、スコアがEEPROMに残るタイプで、電源を切ってもスコアが残るといったハイパーオリンピックのようなものだったので、とかくスコアには熱くなれるゲームでした。大学にはいって、大学の近くのゲームセンターでどこから巡ってきたのか、また高校生の頃のスコアネームが入ってる筐体を見たときは懐かしさを感じました。

あとは、バックグラウンドの観客にマリオやドンキーコングがいたりしましたね。

このゲームは、999,990 点でカウンタークリアで、ハイスコアには100万点行く直前のスコアが記録されるので、999,990 点のスコア合わせが熱かったですね。って自分はずぼらなんで、999,990に合わせることは出きませませんでしたが(笑)

余談ですが、あの筐体で、脱衣マージャンに改造して欲しかったです(笑)2画面使った脱衣マージャンが当時あったんですけど、覚えてるひといますか(笑)


k-amano@kt.rim.or.jp

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