ムーンクレスタ、MOON CRESTA(1980)

「かとうー、かとうー、かとうー、かとうー、ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ」

というオープニングBGMからはじまる日物初のオリジナルシューティングゲームでした。いや、ムーンクレスタの最初のBGMがこんなふうに聞こえるといった輩がいたので書いてみました。はは。

日物のシューティングゲームに共通していることは、「敵の移動パターンが異様にいやらしい」という特徴があります。そのような意味で日物シューティングの元祖というべきゲームでしょうか。一面と二面のコールドアイとスーパーフライの動きは、非常にいやらしい動きしますでしょ。「どっちいくんじゃい!ああ、横に追い詰められた!どごーん」てな感じで。

基本的には、ギャラクシアンの変形ゲームなのですが、I号機、II号機、III号機と自機が3機あって、数面ごとにドッキングして自機の攻撃能力が弾の連射によってパワーアップするというはじめてのゲームであった気がします。

ドッキングをはじめてやったとき、右か左にレバーを入れっぱなしにしておいて、

「うおー、うごかねえじゃねえか」

と叫びはしなかったけど、心の中で嘆いた人は多いのではないでしょうか。そう、レバーを入れっぱなしにした時間だけ、その方向に対する慣性が働いて、細かく移動できないんですよね。で、レバーを小刻みに左右に操作してドッキングするわけですな。ボタンを押すと、一応ジェットが噴射して上昇するんですが、私はほとんど使わなかったですね。これで調節してドッキングボーナスが高くなるのかなあーと当時試したけど、結局ドッキングボーナスはかえって少なくなってしまっった記憶があります。

そうねー、III号機がでかすぎなんですな、これが。3機でドッキングして、敵に端で追い詰められてやられたとき、

「ああ、たのむ。II 号機やられてないでくれえ」

と祈ったりしました。すぐに何号機がやられたかわからないんですよね。で、自機が出てくるとき、

「ぺれっぺれー、ぺれれー...ああ、I 号機と III 号機じゃーあー」

てな感じで嘆くことがよくありました。

II号機が、一番単体で攻撃力と防御力が高いんですよね。II号機だけでも、数周クリアできることができるんですな。III 号機は、図体ばっかでかくて、すぐ敵に体当たりされてつかえねーったらありゃしねえみたいな。

このゲーム、親切設計な部分がありました。一周目で I 号機がやられると、敵の動きがスローモーションになるんですね。ここらへん、当時の日物の芸の細かさがうかがえます。ってほんとかい。

さらに、30,000点(だったよな?)で、もう一回リプレイが出来るんですな。

「ぺーぺーぺーぺーぺーぺーぺーぺ」

とか音が鳴って。最初なんかと思ったっすよ。

リプレイ後だと思うんだけど、各面の最後の一匹が異様に速くなるんですよね。メテオとか最後恐ろしい速度で画面上から消えていきました。

速いといえば、やっぱり

「アトミックパイル」

ですねえ。5周目位でしたっけ。いわゆる

「アトミックパイル一斉落ち」

は恐怖でした。大抵、ここまで無傷できてても、このアトミックパイル一斉落ちでやられてた記憶があります。で、I 号機と III 号機で II 号機がやられてて泣くわけですな(笑)

アトミックパイルは、通常は

「ぱーーーーーぴぴゅう」

位の速度で落ちてくるんですが、5周目くらいから

「ぱーぴゅう」

「うわあーー」

「どこーーーん.......パピュウパピュウパピュウ...」

てな感じでいつもやられてました(笑)

アトミックパイル攻略法は、当時は、右端によって、確実にぶつかってくる敵と弾の発射部の座標を合わせてやっつける方法を取ってました。その後は、全部のアトミックパイルがくっついてくるので、最初だけなんですよね。でも一瞬なので、よく失敗してましたけど。II 号機の単体の時は、結構かわしやすかったですね。

ムーンクレスタを当時フロントプロジェクターでやったことがありまして、そのときのアトミックパイル一斉落ちは圧巻でした(笑)まさに落ちてくるといった感じで楽しかったですね。

そーいや、結局一周クリアの時出てくる

「FAR  OUT」

ってどういう意味なんだろう。結局未だに解りません(笑)まあ、「さよーならー」とかそんな意味なんでしょうけど。このときのあのドスの聞いた音がとても耳に残っています。

ぶおーれーぺーれぺーれぺーれーぼおーれぺれーぺ」

と、妙に最初の音にドスがかかってるんですな。

このゲーム、おいら何点いったんだっけ。10万点いったかいかないかくらいだったと思います。


k-amano@kt.rim.or.jp

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