F U T U R E

このページは、日頃私のゲームにおける考え方を書くページです。ある意味では、評論や中傷なエセ評論家のような文章になるかもしれません。そして、単なる個人の日記的文章になってつまらない可能性も大です。まあ、しかしこれだけ長い間アーケードゲームをやってきて、未来はどうなるか?とか、今のゲームって...みたいな文章を、普通の人よりは具体的に書く事が出来ると思いますので、ひまなら読んでください。すげー気まぐれで更新することになると思いますけど。


98/5/26

おやじゲーマの哀愁

昔を懐かしむという享楽があるのと同時に、現在と未来についてどのような方向性で生きていくかというものがある。アーケードゲームという私の中での趣味においても、このことがいえる。あまりにも長すぎた趣味ゆえ、方向性に迷いがこの数年出てきていた。

なんか出だしが変だぞ。

この数年私はゲームセンターでストリートファイアー2とバーチャファイターシリーズをずっとやりつづけてきました。スト2はSUPERあたりでやめてしまいましたが、バーチャファイターは2から始めて現在も3tbをやってます。当初、対戦格闘ゲームはやらなかったのですが、バーチャファイター2で対戦を始めてから、見知らぬ相手とゲームをするという「野試合」がこれだけ面白いものとは思わず、かなりはまってしまいました。で、かなりやり込んだつもりなのすが、どうも勝てない。4割くらい勝てるようになった時期もあったのですが、今はもう1割程度。

「こんだけゲームやってきたのに、なんでパンピーに負けるんだ」

という醜いプライドが私の中で見え隠れする。

でも最近わかったことは、ゲームの腕のセンスって、最近の若い連中てガキの頃からファミコンとかでみんな結構鍛えてるんですよね。また、それとは別に、先天的なゲームに対する才能、というか適応能力がある人は、やっぱりゲームうまいんですよ。まあ、後者は昔から感じてましたけど。あとは、どれだけ集中してゲームをやっているのかなど。今は昔と違ってこれだけゲームセンター以外のいろんなカテゴリの娯楽があるというのに、まだ最新のアーケードゲームへ集中できる環境にいる人間が多いのもまた不思議。

わたしもこれだけゲームをやってきたけれども、まあ上みたいなことを考えてみて、今では単にパンピーでしかなく、さほど悔しくも無くなってきました。ガンダム的にいうと彼らはニュータイプというやつなのかもしれない。サムスピ系のあんなめんどくせーコマンドをなんで入れられるんだろう。けど、わずかなプライドが残っている限り、ゲームセンターでゲームをして、対戦ゲームをプレイしたりして、楽しんでいたい。

もう「スコアで示されるプライド」な世界じゃないけどね。


98/6/18

近未来のゲームセンター

現在、ビデオゲームはほとんどが家庭用をマーケットとして作られているわけで、ゲームセンターを意識して作られるものは、格闘ゲームと大型筐体ゲーム、あとはプリクラを代表するいわゆるプライズものといった、非常に限られたカテゴリになってしまいましたね。まあ、それはゲームセンターがこれらのカテゴリでしかインカムを稼げないような、「ゲームセンター」ではなくて、「バーチャル野試合場」、もしくは「アミューズメントパーク」といったものに近年変わってきたからですね。

とはいっても、それなりの値段のゲーム機を買えば、店舗もメーカーも利益が出ているのも現実なので、しばらくはこの状況が変わらないと思います。

で、そこに目をつけたのかどうか、最近のE3 というまあゲーム関連のイベントで、Intel が OAA(Open Arcade Architecture)なるものを打ち出しました。簡単にいうと、ゲームセンターにあるゲームを、すべてPCベースのものにしてしまおう!というものです。

現在、各メーカはメーカごとに独自のアーキテクチャをもった基板上でCD−ROMもしくはROMを交換することでいろいろなゲームに変更できるようになっているのはご存知ですね。SEGAであればMODEL3とかST−V、SNKならNEOGEO、CAPCOMならCPシステムとかいった具合です。

で、これを同じアーキテクチャでやってしまおうという話です。どんなアーキテクチャかっていうと、まあ、

ほとんどPCそのもの

なのですよ。ハードディスク、ネットワーク機能、OSは Windows95/98 or NTといった具合。APIはDirectX。要はPC上のゲームを、アーケードゲーム(ゲームセンターのゲーム)として動かせるようにしましょうということになります。実際 E3 の会場では、ゲーム筐体に入った DOOMとかをデモしていたそうです。

これによってなにが起こるかというと、各ゲームメーカーは、DirectX という誰にでも手に入るPC上のゲーム開発環境で、PC上のゲームも、アーケードゲームも開発できるといった非常に楽なことになるわけです。つまり、PC上のゲームメーカのように、小さなゲームメーカーもアーケードゲームに参入することができるわけです。で、そのゲームもPC用でも販売することができたりするわけです。

これによるメリットをあげてみましょう。たとえば、ゲームセンターの中のゲームはすべてネットワークで接続可能になるわけで、さらにゲームサーバーがゲーセン内に一つあって、すべてのゲームはそのサーバー上にプログラムがあって、各ゲームは単なるゲーム端末でよいことになり、どのゲーム筐体でも、いろんなゲームをプレイすることが可能になったりするわけです。つまり、各ゲームソフト開発メーカーは、ハードウエア開発という大掛かりなことを行わなくても、アーケードゲームとして出展(?)することが可能になるわけです。その気になれば、ギャルゲーがゲームセンターで出来るかも知れないのです(笑)

で、各ゲームセンター同士をネットワークでつないで、東京と大阪のゲーセンで対戦したりすることも、結構簡単にできてしまったりするわけです。

さらに、最近SEGAが DreamCast を発表しました。これは Window CE ベースの OS で、APIは ちょっとわからないのですが、もし、DirectX5 相当であれば、まあ、たとえばですが、家とゲームセンターにいる人同士で協力や対戦ゲームができる日がくるかもしれません。DreamCast 上でDirectPlayという通信関連のAPIを使えればの話ですが。

あ、そうそう、PCとゲームセンターで対戦ゲームも可能になりますね。

ちなみに、そもそもDirectXというのは、OSに依存しないAPIなのです。というか、そういう発想で考えられたものです。今は Windows95/98 or NT にべったりですけど。

でも、デメリットも当然でてきますね、各ゲームメーカーは、現在それぞれ独自のハードウエア+ソフトウエアといったセット販売で、異様に高い(と思う)値段で各ロケーションに売ってきたわけですから、いきなり黒船のアーキテクチャにつぶされたんじゃたまらないっすね。あと、各チップメーカーがみんなインテルベースになってインテルハイッテルで一人勝ち。OSも Microsoft が一人勝ち。OSが Miicrosoft なんで、ゲームセンターのゲームがいつのまにかみんなブルーバックでハングアップしてたりとか(笑)

まあ、われわれユーザとしては、大手アーケードゲームメーカーの思惑だけでゲームセンターの文化を変えられてしまうのはうれしくないので、黒船でもやってきてアーケードゲームのビッグバンでもおこしてほしいものです(笑)

はてさて、そんな夢のような時代がくるのでしょうか?それはまああと数年たってからのお楽しみということで。




参考文献

http://www.e3expo.com/ E3のページ(英語)

http://www.openarcade.com/ Open Arcade Architecture のページ(英語)

http://www.sega.co.jp/dreamcast/dreamcast.html DreamCastのページ


次回予告:特になし(笑) アーケードゲームの入出力デバイスの話でもやりますか。


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